広島駅 南口より徒歩3分 広島市 矯正歯科 タマガワ矯正歯科クリニック 082-261-8282

アニメーション画像お子さまの矯正

お子さんが小さなうちに歯の矯正を考え、治療を開始する最大のメリットは、成長発育を見守り、さらにはこれを治療の中に利用できる時間があるということです。

6歳から10歳頃に始める治療を早期治療といいます。永久歯列になる前の、乳歯と永久歯が一緒に生えている歯列に施術する治療です。お子さんの矯正治療への協力がよく期待できる時期でもあります。さらに骨も柔らかく順応性が高い時期ですので、患者さん本人の苦痛も少なく、 慣れも早くて、好ましい反応を得やすいといえます。

この混合歯列期は、顎骨は、形が大きく、機能は複雑になりますが、まだ十分に柔らかい時期でもあります。そのため、この時期には口呼吸や悪い姿勢などから歯や骨は強く影響を受け、これらの悪い習慣により不正咬合や顔貌はさらに悪くなると考えられています。このタイミングで矯正治療をおこなうことで、将来へ向け口腔さらには全身の正しい成長発育を期待したいものです。

子どもイラスト

子どもの矯正って
いつはじめたらいいですか?

お母さんイラスト

矯正治療は、お子さんが矯正装置を使えるようになればいつでも可能ですが、顎の成長を治療に利用できる時期の方が、より良好な治療結果を期待できますので、おかしいなと気付かれた時にご相談ください

ただ、子どもの場合、同年齢でも、不正の程度や体格、適応度、本人の治療への希望、学校生活、受験など個人差があるので、これらの問題点をふまえたうえで、治療開始時期を考える必要があります。

※当クリニックでは、初診相談を受けられたお子さんで、経過を見ていく場合には、次回以降は無料にて矯正専門医の目で、治療開始まで定期観察をさせていただきます。

矯正治療が必要な理由

悪い歯並びは直接生命にかかわることではないかもしれません。
しかし、長い目で豊かで健康的な人生を考えたとき、なくてはならないのが、 よい歯並びと噛み合わせなのです。

歯並びが悪いと…

  • 1.十分に食べ物を噛むことができません。このため不正咬合の形によっては、消化器への負担が大きくなることが考えられます。
  • 2.発音への影響があります。
  • 3.病気になります。たとえば、十分に歯磨きができないことによりムシ歯や歯周炎にかかりやすくなります。またこれらを一因とし口腔乾燥を誘発して口臭の原因にもなります。
  • 4.左右顎関節への過重負担による顎関節症の原因になることもいわれています。
  • 5.口腔顔面の筋肉や骨自体の成長、発育を阻害し、骨格性の不正咬合へ移行し、顔の成長が悪くなります。
  • 6.成長するに伴い本人の顔に対する心理的影響が大きくなります。また学校生活や就職など社会的な影響も予想されます。

矯正治療の効果

この時期に不正咬合の治療を開始することで、次の様な治療効果が期待できます。

  • 1.骨格的な上アゴの突出感の改善や下アゴの後退感の改善などの顔の審美性の改善。
  • 2.悪い姿勢や習癖による歯列や骨格への影響の改善
  • 3.歯列の拡大効果と鼻腔の拡大効果
  • 4.歯列の拡大による永久歯が生える余地の確保
  • 5.早く始めれば、歯を抜かずに治療ができる可能性が上がる
  • 6.顎の成長が残っている時期にかみ合わせを改善する事により 、その後のバランスのとれた偏りの無いかみ合わせへの改善。
  • 7.正しくないかみ合わせの放置により、さらに顎の形が悪化してしまうことの予防。
  • 8.ムシ歯や歯周炎の予防、歯ぎしりや対合歯による極端な歯のすり減りの予防
  • 9.態癖などの日常の生活習慣の改善
  • 10.心理的影響や社会生活への影響の改善

お子さんの機能的な問題について〈生活習慣に関係する態癖について〉

歯並びを悪くする生活習慣や機能的な事柄についてお話します。

子どもの成長期に影響する癖に「指しゃぶり」は、乳幼児歯科検診でも指摘されます。
しかし「舌癖」や「口呼吸」がお子さまの歯並びや顎さらには顔の成長に強く関係していることをご存知のご両親は少ないのではないでしょうか。

子どもイラスト

指しゃぶり

子どもの発達と指しゃぶりについては、以下のように考えられています。

幼児期後半(3歳~就学前まで)までには、母子分離ができ、子どもが家庭から外へ出て、友達と遊ぶようになると指しゃぶりは自然と減少する。5歳を過ぎると指しゃぶりは殆どしなくなります。

このため、5歳ぐらいまでは、強制的に指しゃぶりを止めさせることは、生理的・精神的な面からすすめないという意見が強いようです。

6歳になってもまれに昼夜、頻繁に指しゃぶりをしている子が存在します。この時期に止められない場合は特別な対応をしない限り消失することは少ないと考えられており、この時期になっても固執している子、あるいは止めたくても止められない子の場合は、小児科医、歯科医および臨床心理士の連携による積極的対応を行う必要があると考えられています。

矯正歯科では矯正装置を装着することで指を口腔内に入れられないようにし、指しゃぶりを抑制しながら、歯並びの改善と正常なアゴの発育の促進を行っていきます。

舌の問題について

人は一日に2000回近く、つばや飲み物等を無意識に飲み込む運動を行っていると言われています。

この時に舌を前方に押し出しながら嚥下することで上下顎前歯に隙間が生じ前歯が噛み合わなくなったり、歯の間に隙間が生じたり、さらには上下前歯が前方に傾斜して出っ歯になる原因となります。
不正咬合のある子は、このような舌の動きの問題や口唇を噛んだり、また舌をもてあそんで異常な動きを行う行動が見受けられます。

これらにより正常な歯列や上下アゴの発育が阻害されます。

このため健康なお口の育成のために筋機能療法(舌や口唇の正しい動きを身につけるトレーニング)を併用しながら矯正治療を行うとより効果的です。

口呼吸について

呼吸は本来、鼻でするものですが、風邪や鼻の病気などをきっかけに口呼吸に変わってしまうことがあります。しかし、実は口呼吸によってアレルギーを引き起こしたり、睡眠時無呼吸症候群になったり、命の危険も伴うこともあり、それだけ口呼吸は危険なことなのです。

発育時期に「口呼吸」をしていると、鼻の穴を空気が通常ほど通らないために、鼻腔が正常に発達しないために鼻孔および鼻気道が狭くなると言われています。それと同時に口の周りの筋肉の機能低下により、出っ歯や歯列が狭くなることでデコボコの多い歯列不正が促進されます。

口呼吸によって、以下の様な症状が見られると言われています。

  • 口腔内が乾燥し、プラークが付着しやすいためカリエスになりやすい。
  • 表情筋の機能低下により目の周りや口元の表情が明るくない。
  • 歯肉炎により歯周病にかかりやすい
  • 口臭がする
  • のどが乾燥し、風をひきやすくなる
  • のどから細菌が侵入し、慢性的な免疫力が低下する

口呼吸を行っている子は、鼻疾患や呼吸疾患が認められる場合には、耳鼻科や内科の受診が必要ですが、歯並びや骨格の問題で口呼吸になってしまう子は、口呼吸を止めるトレーニングや口腔周囲筋のトレーニング・顎骨や歯列の成長発育の促進を矯正治療により改善する必要があります。

態癖(頬杖・うつ伏せ寝)

頬杖やうつぶせ寝などが歯並びに影響することをご存知ですか? 意外と知られていないようです。

日々何気なく行ったり、無意識のうちにしているこれらの生活習慣が、あなたの歯並びやかみ合わせに影響をあたえ、日々変化していることに気付いてください。

学校で授業を聴きながら、勉強しながら、お家でテレビを見たり考え事をしたりしている時の姿勢に気をつけることが大切です。

子どもイラスト

 

以下の項目をチェックしてみてください。
問題はありませんか?

歯とアゴの大きさ・位置のバランス
デコボコがないか
アゴの骨、または頭の骨の成長発育
顔の筋肉の健全な成長
前から見て、下アゴが左右にズレていないか
横顔を見て、出っ歯や受け口ではないか
正しい呼吸、正しい姿勢
よく口を開けて呼吸していないか
発育に悪い影響を及ぼす癖がないか
頬杖・指しゃぶり
 

お子さんの矯正装置とその特徴

自分で取り外しの可能な矯正装置

この装置は、一般的には一日中装着しますが、歯磨きや食事、また運動の時には取りはずします。この目的が終わった時点で自分で再びお口に装着します。夜だけや寝る時だけの装着では、取り外している間に歯が元の位置に戻ろうとするため、十分な効果が得られないので、患者さんの協力が治療結果に影響します。取り外せるため歯磨きが楽です。

1.可撤式拡大装置(床拡大装置)

可撤式拡大装置3~4日に1回ネジを回すことにより歯列を拡げます。

2.ヘッドギアー

ヘッドギアー出っ歯のお子さまでは、上あごの成長を押さえたり、臼歯を後方に押さえる働きがあります。就寝時に使用します。

3.フェイシャルマスク

フェイシャルマスク受け口のお子さまでは、上あごを前方に牽引します。就寝時に使用します。

4.機能的矯正装置

機能的矯正装置いろんなタイプの装置があります。ブロック状のものや上下のアゴにわかれて装着するものもあります。タイプにより使用時間は違います。

5.マウスピースや
移動用スプリング付き床装置

数本の歯の移動に使用します。日中も装着します。

 

自分では取り外さない矯正装置

自分では取り外しはできません。来院毎にクリニックで調整します。患者さんの協力は取り外しのできる装置に比べて少なく、治療効果は高い。食べ物がつきやすいので歯磨きをしっかりする必要があります。

1.固定式拡大装置

固定式拡大装置歯列を拡げますが、さらに上アゴを拡げる効果もあります。可撤式よりも拡大期間は短くなります。

2.ブラケット

混合歯列期に数本の歯にブラケットを装着して、永久歯を移動します。

3.リンガルアーチ

奥歯にバンドを装着し、.036インチのワイヤーを歯列の内側を通すことで奥歯の固定や前歯の移動を行います。表からは見えません。

治療例

出っ歯

専門用語では上顎前突と言います。
上の前歯が前方に突出しており、前歯がかみ合いません。
上下の前歯の傾斜に問題がある場合や、上顎の突出や下顎の成長不足により後退していることが原因になります。
子どもでは前歯をぶつけやすく、唇が閉じにくいことにより口腔乾燥の原因にもなります。
成人でも上の歯肉が目立つことを気にされる場合や口唇閉鎖づらさや突出感を気にされもあります。

治療は、早期(7~9歳)に開始することが好ましいとされています。

治療例

※この写真は特定の方の治療例です。その方の症状により、状態や治療方法は異なる場合があります。

[治療前]

治療例1-治療前

[治療後]

治療例1-治療後

[治療前]

治療例2-治療前

[治療後]

治療例2-治療後

[治療前]

治療例3-治療前

[治療後]

治療例3-治療後

[治療前]

治療例4-治療前

[治療後]

治療例4-治療後

過蓋咬合(かがいこうごう)

上の歯が下の歯に深くかぶさった状態を言いい、噛み合わせた状態で下の前歯がほとんど見えない状態になります。
上顎骨の下方への成長が大きく、下顎の成長不足を伴っています。このようなかみ合わせは、咀嚼運動を制限しますので、必要以上に前歯をすり減らしたり、顎関節への負担が大きく、顎関節症の原因と言われています。発音や食事中に前歯同士や上前歯の後ろ歯肉が強く当たるために、歯や歯肉の痛みを生じます。

治療は、お子様では早期(6〜8歳)に開始することが好ましいとされています。

治療例

※この写真は特定の方の治療例です。その方の症状により、状態や治療方法は異なる場合があります。

[治療前]

治療例1-治療前

[治療後]

治療例1-治療後

[治療前]

治療例2-治療前

[治療後]

治療例2-治療後

[治療前]

治療例3-治療前

[治療後]

治療例3-治療後

 

受け口

下顎前突、反対咬合とも言います。噛み合わせたときに、下の歯が上の歯より前に出ています。
上下の前歯の傾斜に問題がある場合や、下アゴの成長が大きかったり、上アゴの成長が悪いことが原因になります。
見た目は、下唇が上唇よりも突出しており、オトガイの突出し中顔面がやせた様な三日月様の横顔を特徴とします。正面からはオトガイの片側への歪みを認めることもあります。
前歯で噛めない、発音がはっきりしない、さらに咀嚼筋や首・肩等の筋肉症状などを認めることもあります。
遺伝的要因と、上下顎骨の成長異常などの後天的要因があります。

治療は、早期に開始することが好ましいとされていますが、成長が終了するまでの長期の治療になる可能性があります。また成長後の骨格的な不正が大きい場合には外科処置を必要とすることもあります。

治療例

※この写真は特定の方の治療例です。その方の症状により、状態や治療方法は異なる場合があります。

[治療前]

治療例1-治療前

[治療後]

治療例1-治療後

[経過観察中]

治療例1-経過観察中

[治療前]

治療例2-治療前

[治療後]

治療例2-治療後

[経過観察中]

治療例2-経過観察中

[治療前]

治療例3-治療前

[治療後]

治療例3-治療後

[経過観察中]

治療例3-経過観察中

 

一番下の経過観察中の写真は、さらに永久歯列へ生え変わった後の歯並びの変化を示しています。

僅かですが歯が捻れていたり、重なって生えてきています。永久歯列でもう一度矯正装置を装着して、きれいな歯並びと咬み合わせに改善する必要があるでしょう。
乳歯および混合歯列での治療は、ある程度の経過観察と治療期間に余裕を見る必要があります。

上下顎前突症(じょうげがく ぜんとつしょう)

上下の顎や前歯が前に傾いて、上下の口唇が前にとび出した状態になっています。
口唇の突出感や口唇の閉じづらさがあります。
就寝時に口唇が閉じにくいために、朝にのどが乾燥し、風邪をひきやすくなります。また唾液が行き渡りにくいため、歯肉炎やカリエスにもかかりやすくなります。
治療は、小臼歯の抜歯治療が必要になることが多いです。

治療例

※この写真は特定の方の治療例です。その方の症状により、状態や治療方法は異なる場合があります。

[治療前]

治療例1-治療前

[治療後]

治療例1-治療後

[治療前]

治療例2-治療前

[治療後]

治療例2-治療後

[治療前]

治療例3-治療前

[治療後]

治療例3-治療後

[治療前]

治療例4-治療前

[治療後]

治療例4-治療後

[治療前]

治療例5-治療前

[治療後]

治療例5-治療後

八重歯「叢生(そうせい)

糸切り歯が歯列から飛び出して生えている不正咬合です。
見た目の問題や、上口唇が閉じづらかったり、八重歯と口唇の接触により口内炎の頻発が認められます。長期で見れば犬歯が当たらないことによる奥歯への負担が大きく、中高齢になってからの奥歯の喪失の要因とも言われています。
治療は、非抜歯治療で治療可能な場合と小臼歯を抜歯して治療する場合があります。
かみ合わせの観点から、犬歯を抜いて治療することはほとんどありません。

治療例

※この写真は特定の方の治療例です。その方の症状により、状態や治療方法は異なる場合があります。

[治療前]

治療例1-治療前

[治療後]

治療例1-治療後

[治療前]

治療例2-治療前

[治療後]

治療例2-治療後

[治療前]

治療例3-治療前

[治療後]

治療例3-治療後