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アニメーション画像歯に関する知識

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矯正歯科治療と医療費控除

矯正歯科治療と医療費控除

医療費控除とは

ご自分や扶養家族の医療費が年間で10万円を超える場合、確定申告を行うことで、所得金額から一定の金額の控除を受けることができる制度です。一年間の治療費合計と所得金額に応じて所得税の金額が軽減されます。

矯正歯科と医療費控除

矯正歯科治療が美化を目的(美容目的・審美)とする場合は、医療費控除の対象とはなりません。
以下のような場合は、医療費控除の対象となるケースがありますので、詳しくは診察時にご相談ください。

  • お子さんの発育過程で、かみ合わせ等の正常化を行う場合。
  • 大人の方の矯正では、美ぼう目的ではなく、咀しゃく障害の改善(かみ合わせの改善)」を目的とする場合。

いずれも、確定申告の際に、領収証と診断書の提出が必要となりますので、ご相談ください。
※分割払いの場合は、1年間の支払金額が該当となります。

Q&A集 1.矯正治療前の相談

Q1.矯正治療を始めるタイミングはありますか?

子どもの場合、個人差が大きく、不正の程度、生え変わりの程度、学校生活、受験などの時期的な問題、経済的な問題などをふまえたうえで、治療開始時期を考える必要があります。

永久歯が生えてくる隙間が少ないからと、3歳・4歳で本人の協力の得られない時期に取り外しのできる装置を使用するのは検討すべきと思われます。
また、骨格がかなり悪い場合には成長発育の様子をみていくために、定期的に観察し、本人の成長発育の変化を調べていく必要があります。

これらを総合的に判断するためにも、おかしいなと気付かれた時にご相談ください。
お子さまの一般的な矯正治療の開始のタイミングは、男女共に成長発育がおこる前の7〜8歳といわれています。

Q2.大人になってからでも矯正できますか?

矯正治療を受けることは、何歳でも可能です。ただし大人歯年齢層が幅広いので、各世代で治療内容に傾向があります。

20歳代では、歯や歯肉の衰えはなく、処置歯や歯周病等がある方は少ないので、中学生や高校生と同じように矯正治療を行います。
40代や50代の方は、補綴歯や欠損、歯周病があればこれらの処置を行った上で矯正治療をおこないます。

大人の方は「見えない矯正装置」を装着して審美的に治療することが可能です。当クリニックでは、高度な技術を必要とする「見えない矯正装置」の治療を行っています。
院長は日本舌側矯正歯科学会で症例提示・試験の結果、認定医を取得しています。

Q3.結婚式の時だけは装置を外すことはできますか?

矯正治療を開始される前の相談で、式の時に矯正装置を外すことができますかと質問されることがありますが、「見えない矯正装置」で治療する場合には、式で装置が見えることはありませんので気にされる必要はありません。
マウスピース型矯正装置でも問題はありません。結婚式のスケジュールを気にしないで矯正治療を受けてください。

また、表側の装置で治療されている場合でも、一時的に前歯の矯正装置を外して(壊れます)、式のあとで再装着する方法やその他の手だてを検討できますので、ご相談ください。

Q4.転勤や大学の進学の時に矯正治療途中の場合、どのようになりますか?

進学や転勤等の予定がある場合には、前もってお知らせいただくことで、相どのように矯正治療を受けるのがよいか検討します。
また、突然の転居で、どうしても定期的な通院ができない場合には、転居先の専門のクリニックをご紹介させて頂きます。「見えない矯正装置」の場合でも、可能な限り舌側矯正治療の継続治療が可能なクリニックをご紹介します。

矯正治療は、先生により治療方法や治療方針の違いがあります。できるだけ治療開始した先生のところで長く治療できるようなタイミングで開始されることが良いでしょう。
一旦動的治療が終わり、保定期間にある場合には、来院期間が多少長くなってもクリニックをかわる必要はありません。

Q5.矯正治療は保険診療でできますか?

矯正治療は、下記の一部をのぞき、日本では自費治療に限られています。
顎変形症(=手術を併用しなければ直せないような症例)や口唇裂、口蓋裂などの先天性疾患による咬合異常(47種類)の患者さんの矯正治療に限り、保険適用になります。
ただし、矯正治療についての保険治療はどの歯科医院でも受けられるわけではありません。
当クリニックは顎口腔機能診断施設・自立支援指定医療機関を受けていますので、上記では保健診療が適応されます。

Q&A集 2.治療についての相談

Q1.外科手術について詳しく知りたい。

歯並びやかみ合わせが悪い原因としては、歯と顎の大きさの不正、指しゃぶりや口呼吸などの癖、さらには顎の大きなズレがあげられますが、とくに顎の状態がひどくズレている時には矯正治療のみでは十分な治療結果が得られないことがあります。
症状としては口が閉じづらい、非常にかみにくい、顔がねじれているなどがあります。この場合の治療方法は矯正治療と顎の手術を併用することが必要です。これを外科矯正治療といいます。

この顎の手術を前提として矯正治療を受けられる場合には矯正治療も外科手術も全て健康保険で受けることが可能です。ただし育成・更正医療指定さらに顎口腔機能診断設置機関であることが条件になります。

手術は、顎の骨の成長が終了した時点で行います。
その判定は、身長の測定、レントゲン・セファロの比較などにより決まりますが、女性では17歳、男性では18歳以上を目安にしています。
治療期間は、おおよそ2年から2年半前後ですが、手術は治療が始まって1年から2年ぐらいの途中で行うのが一般的です。
手術のための入院は2週間程度です。学生の患者さんは夏休みや春休みを利用して手術されます。勤務されている方は職場と事前に打ち合わせをした方がよろしいでしょう。

手術は、口の中から行いますので、顔に傷がつくことはありません。
このように治療に多少時間がかかりますが、さし歯等を行わないでも、手術後には、歯並びとかみ合わせが変わります。
外科矯正治療の目的は、大きくズレたアゴのねじれを手術で補正し、咬み合わせを整え、末永く自分の歯と付き合えるようにすることです。その結果顔立ちも変わります。

かつては外科矯正といえば下あごのみの手術が主流でしたが、最近では上あごや両方の手術もかなり行われています。
矯正治療および外科治療は、近年、診断・治療技術の向上により、治療期間の短縮や術後の安定が得られるようになりました。もっと詳しくお知りになりたい方は、当クリニックにご来院下さい。

Q2.非抜歯治療についてのクリニックの考えを教えてください。

昔から矯正治療では、歯を抜くか抜かないかは患者さんはもとより、我々の中でも大きな問題でした。
抜歯する基準は、良好な咬み合わせや良好な口元のバランスの獲得、矯正後の歯並びの安定、健康な歯周組織等を考えて行われます。
例えば乱ぐい歯(歯のでこぼこ)は顎の大きさと歯の大きさのバランスが合っていないことにより起こりますが、顎を大きくしたり、又は、歯を小さくしたり(削る)、抜歯を行うことなどにより治療を行っていました。

しかし、虫歯でもない健全な永久歯を抜くのは抵抗があり、なるべく歯を抜かずに治療が行えればよいのにと思われる方が多いようです。そのためには、顎がまだ軟らかいうちに、顎を大きくするよう7~8歳頃の時期に矯正を検討することをおすすめします。
又、大人の方でもタマガワ矯正歯科では、可能なかぎり28本の歯を残すよう治療ができればと考えています。

Q3.矯正治療での注意事項について教えてください。

矯正治療にも治療の限界や避けられないリスクがあります。より良い治療結果を得るためには、患者さんの協力が大変重要になります。
特に歯磨きや食生活習慣の変更、矯正装置の使用協力、さら定期的な来院での装置の調整は治療期間の短縮と歯の移動管理にとって大きな意味があります。

顎関節症
顎の関節の異常は矯正治療では治せないことがあります。
埋伏歯
骨性ゆ着歯(骨と歯がくっついている)、歯根が曲がっている歯、歯根が短い場合ひっぱりだせないことがあります。
歯根吸収
矯正治療により歯の根が短くなることがあります。
親知らず
歯並びを押して悪くする場合は、抜歯する必要があります。
再治療
矯正治療終了後に成長発育、咬合の変化、または保定装置を入れなかった等の理由により生じた不正咬合は再治療することがあります(その場合、別に費用がかかります)。
歯肉の退縮
矯正治療前の状態によっては、歯肉がさがり、歯根が露出したり、知覚過敏を生じることもあります。
補綴物の再製作
以前に治療された補綴物等は、矯正治療終了後は、かみ合わせが変わるために再製する必要があります。特に成人の治療では頻度が高くなります。
キャンセルが多い
歯の移動のタイミングが狂うために、計画通りに歯が動かないことが多く、良好な治療家っけが得られなくなります。来院されないため修正が難しく治療期間が長くなります。治療期間が長くなっても、最後まで諦めないで来院してください。

Q&A集 3.制度、その他

Q1.矯正治療は保険診療でできますか?

矯正治療は、下記の一部をのぞき、日本では自費治療に限られています。
顎変形症(=手術を併用しなければ直せないような症例)や口唇裂、口蓋裂などの先天性疾患による咬合異常(47種類)の患者さんの矯正治療に限り、保険適用になります。
ただし、矯正治療についての保険治療はどの歯科医院でも受けられるわけではありません。
当クリニックは顎口腔機能診断施設・自立支援指定医療機関を受けていますので、上記では保健診療が適応されます。

Q2.専門医制度とは

「矯正専門医」の資格は、現在3団体が設けた3種類があります。

※本来「専門医」とは、厚生労働省の認可を受けた資格をさすことが一般的ですが、歯科矯正の分野は比較的新しい医療であるため、現在まだ厚労省の認可を受けた統一した制度がなく、3団体がそれぞれに制度を設け審査認定をおこなっています。

日本矯正歯科学会(JOS)
旧来より「認定医」の資格を設けていましたが、2006年より「課題10症例」の技術審査を経る「専門医」制度を新設してより高いレベルの審査認定をおこなっています。
日本成人矯正歯科学会(JAAO)
成人の矯正歯科医療の向上を目的に「認定医制度」を設けていましたが、成人を含むすべての年齢の矯正を対象とした「専門医制度」を新設しています。
日本舌側矯正歯科学会(JLOA)
舌側矯正(裏側矯正)の治療症例の審査をおこない、治療技術および経験を有する医師を「舌側矯正認定医」として資格認定しています。

「日本舌側矯正歯科学会」は、厚労省指導の専門医制度検討団体には入っていませんが、「舌側矯正で治療できる医院を教えてほしい」という要望が多いことから、認定医を検索の対象にしております。
本クリニックの院長は上記3団体の診査に合格しております。

クリニックの予防と口腔衛生製品

矯正治療中もムシ歯のないそして歯周病のない健康なお口の状態を守り続けていくには、しっかり予防を行うことです。
それにはホームケアとクリニックで行うプロフェショナルケアをうまく機能させていくことが大切です。

ホームケアについて

ご家庭で行えるホームケアは、まずはこまめな歯磨きと適切な食生活、おやつの食べ方や生活習慣を見直すことが大切です。
フッ素入りの歯みがき粉を使用し、歯間ブラシやフロスも上手に利用してお口の中のリスクを減らしましょう。クリニックではお子さまへ、ご家庭でフッ素配合製品を推奨しています。

歯磨き(ブラッシング)

口腔内細菌はお口の中の歯や矯正装置、ワイヤ等の固い物につく性質があります。
このため歯はもちろんのこと矯正装置をよく磨くことで口腔内の細菌の数を減らす必要があります。またブラケット周りやワイヤーの下の歯ブラシの毛先のとどきにくいところは、細かくまた時間をかけて丁寧に磨きましょう。
歯ブラシのとどきにくくプラークのとれにくいところは、例えばブラケット周り・歯と歯の間・歯の接触部分・歯と歯肉の間の境目です。

裏側矯正装置の場合は、磨きにくい部分にピンポイントで毛先が届くように、「タフトブラシ」を使用し1歯ずつ磨いてください。
普通の歯ブラシを使用する場合は、歯ブラシの毛先部分で磨きます。

フッ素配合製品
フッ素ジェル

いつもの歯磨きの後や就寝前に行います。歯ブラシの毛と同じ長さにペーストをのせて、しっかり歯磨きを行った後に、大さじ1杯の水で5秒間お口をすすいで吐き出します。年齢に応じた使用が可能。歯磨き粉無添加。

フッ素配合歯磨き粉

歯ブラシの毛と同じ長さにペーストをのせて、しっかり歯磨きを行った後に、大さじ1杯の水で5秒間お口をすすいだ後に吐き出します。

フッ素スプレー

夜の歯みがき後に、歯ブラシにスプレーをして、歯全体に塗布します。

フッ素配合製品の例

フッ素

フッ素の使用により以下の効果が得られます。

  • 虫歯菌の酸の産生を抑制する。
  • 歯がフッ素を取り込み、歯が強くなる。
  • 歯の再石灰化を促進する。
家庭での毎日の低濃度フッ素と、歯科医院での定期的な高濃度フッ素の併用で、虫歯予防効果が高まると言われています。
適切な食生活

3回の食事はしっかり食べること。だらだら間食はひかえるようにしましょう。
間食で糖分を多く取ることはよくないので、清涼飲料、スポーツ飲料、ジュース、お砂糖を入れたコーヒーや紅茶、アメ、チョコ等のおやつの回数と量は1日1回にしましょう。
食べた後で、時間が無いとき、歯磨きが出来ないときは、デンタルリンスや水でうがいをして、歯の汚れを落とすように心がけましょう。

クリニックのプロフェショナルケアについて

歯科医師や衛生士による器具や薬を用いたバイオフィルムおよびプラークの除去、さらにはフッ素を浸透させる施術についていいますが、タマガワ矯正歯科クリニックで行っている取り組みについて解説します。

歯科衛生士によるクリーニング

フッ素を含んだ研磨剤を使用し、歯の表面をポリッシングします。さらにジェットポリッシャーという器械を使用し、微粒子を噴射して汚れや色素沈着を洗浄します。
歯医者さんでPMTCを受けたからといって、ご自分で歯磨きをしなくても良いわけではありません。毎日の歯磨きはしっかりと行ってください。

歯面表面を保護するシーラントの使用

微量フッ化物イオンを放出するコーティング材を歯面に塗布ことで、プラークの付着によるカリエスリスクを下げます。
シーランを使用しグラスアイオノマーの特性であるフッ素リリース&リチャージ効果によりエナメル面に浸透し、矯正中の歯面を守ります。

接着前処理剤(ワンステップシステム)の使用
  • セルフエッチングプライマーによる矯正装置の接着により、エナメル質の脱灰を抑制し、エナメル質表面へのダメージを軽減します。
  • セルフエッチングプライマーによる操作時間の短縮により接着効果の向上
  • セルフエッチングプライマーによるワンマンシステムで感染予防対策の向上
ダイアグノデントの使用

カリエスチェックを行う際に、特異的な光を歯に照射し、歯質からの蛍光を記録・数値化することで齲蝕を検出する装置を使用し、カリエスの疑いがあるかどうかを判断可能な機器を使用しています。

グラスアイオノマー材の使用

グラスアイオノマーセメント(glass ionomer cement、以下GIC)とは、歯科医療に用いられる有機セメントの一種で、歯質(エナメル質・象牙質)と金属に接着性があり、フッ素徐放性によりカリエスに対し歯質の強化とを示す材料です。

初期齲蝕の再石灰化や歯質強化物質について

POs-Ca(リン酸オリゴ糖カルシウム)+緑茶エキス

POs-Caは唾液に解けやすいカルシウムで、歯の石灰化を促進します。

キシリトール

カリエスリスクを低く抑える効果があります。

CPP-ACP(乳タンパク分解物質)=リカルデント

歯質からカルシウムの要出を抑え、カルシウムの取り込みを促進します。口腔内細菌の作る酸に抵抗性を示します。

これらの成分はガムとして商品化されていますが、正しい噛み方が必要ですので、歯科医院で指導を受けましょう。
正しいガムの活用は、咬合育成・齲蝕予防・舌や咀嚼習癖等の口腔習癖の改善に有効と期待されています。

咬み合わせ

矯正治療も、数本のねじれが気になる方から、全体的に歯並びをきれいにしたくて来院される方、咬み合わせがしっくりこない方、 アゴの関節に違和感があり咬み合わせと関連づけた治療を希望されて来院される方、部分的に歯がなくインプラントや入れ歯・さし歯を入れるために矯正で歯並びを整えたい方など矯正治療の来院動機はさまざまです。

S.T.b 見えない矯正装置と従来の装置

S.T.b
見えない矯正装置と従来の装置

クリアスナップ 白く、早く、痛みの少ない装置

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白く、早く、痛みの少ない装置

最近では、咬み合わせの改善を主訴に来院される大人の方が増えています。
このような大人の方は、年齢と共に咬み合わせが変化し、さし歯・インプラントの埋入、入れ歯を作るために全体的な歯並びを治す必要があり、将来に向けて他科との包括的な連携が必要となる治療が最近では増えています。
このような症状の場合もタマガワ矯正歯科では、他専門医院やかかりつけの先生との連携をとりながら矯正治療を行っていますので、御相談下さい。

睡眠と歯科矯正

睡眠が充分に取れなかった日には、頭がボ~として注意力や集中力が上がらないことは誰にも身に覚えがあるものです。

最近では、8割の人が自分自身満足した眠りをしていないと思っていると言われています。又、長すぎず短すぎず、1日6.5~7.5時間睡眠をとっている人が一番長生きしているという報告もあります。
ここ数年、睡眠時無呼吸症候群という言葉をよく耳にするようになりました。

無呼吸の原因の割合は、1.肥満、2.下顎後退、3.アデノイドの肥大、4.鼻閉となっています。

歯科矯正に関連する項目として下顎後退、鼻閉に注目してみますと下顎後退というのは、下顎骨の成長が不足している状態です。出歯(骨格性上顎前突症)の方に多くみられます。骨格性上顎前突症は、上アゴの前方過成長や下アゴの劣成長のどちらかかまたは双方が骨格的に出歯の原因になる場合のことですが、多くは、上アゴの過成長よりも、下アゴの劣成長に起因しています。下顎後退(下アゴの劣成長)では、上向きに寝ると舌がのどの奥に沈下し、呼吸気道を閉塞しやすくなります。

無呼吸の原因の割合 肥満35%、下顎後退35%、アデノイドの肥大20%、鼻閉10%

鼻腔は、鼻の穴から続く上アゴの空洞ですが、ここは、上顎骨の構造から、上顎歯列(上アゴの歯並び)と大きく関係しています。(鼻腔の狭い方は、かぜやアレルギー等が原因で鼻粘膜が肥厚すると鼻の通りが悪くなります。)出歯や、デコボコ等の不正咬合の方は、上の歯が内方に寄って上アゴの幅が狭くなりがちです。矯正治療で上歯列を広げることにより、鼻腔が拡大され鼻腔通気量が増えるという報告があります。鼻閉による呼吸障害は不快感や血圧上昇をまねき睡眠障害をおこします。睡眠障害がもたらす不具合は、成人ではうつ病や心臓病の有病率を高めるとの報告があり、小児では成長ホルモンの分泌障害や成長発育、知能面の発達に関係するとも言われています。

以上のように、矯正治療は顔面の成長を正常に導き、不正な成長障害を防ぐよう予防的な効果を期待するものですが、これからさらに全身との研究報告が期待されます。