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小児矯正「プレオルソ」とは?費用・効果・デメリット・何歳から始めるべきかを解説

「周りの子が矯正を始めたけれど、うちの子もそろそろ必要?」

「プレオルソなら痛みが少ないって本当?」

「気になるけれど、費用はどれくらいかかるの?」

お子様の歯並びについて、このようなお悩みはありませんか?

プレオルソとは、マウスピース型の矯正装置です。

プレオルソは名前の通り、矯正装置(オルソ)を装着する前(プレ)の機能訓練の装置として開発されています。

お口周りの筋肉や舌の動きを正しく整えることで、歯並びが悪くなる根本的な原因の改善を目的とします。

そのため、早期や中期の乳歯列に癖の改善に使用し始めることがあります。また、歯列を拡大したあとの機能訓練にも使用します。

日中の1時間と就寝時のみの装着で済むため、学校へ着けていく必要はありません。

とはいえ、本当に効果があるのか、デメリットはないのか、保護者としてはしっかり知っておきたいですよね。

そこで本記事では、プレオルソの特徴、適した年齢、メリットデメリットを解説します。

子どものマウスピース型矯正装置「プレオルソ」とは

プレオルソは、おもに5歳〜10歳ごろのお子様を対象にした、マウスピース型の小児矯正装置です。

「機能的矯正装置」とも呼ばれ、歯そのものを動かすのではなく、お口周りの筋肉のバランスや舌の位置を整えることで、間接的に歯並びの改善を促します。

たとえば、お子様が日常的に口呼吸をしていたり、舌が本来の位置(上あごに軽くついている状態)からずれていたりすると、歯を支えている筋肉のバランスが崩れ、歯並びが乱れやすくなります。

プレオルソはこうした「歯並びを悪くしている原因そのもの」にアプローチしようとする装置です。

プレオルソのメリットデメリット

プレオルソのメリット・デメリットは以下の通りです。

メリット①

お子様の負担が少なく続けやすい

プレオルソは、ポリウレタン製のやわらかく弾力のある素材で作られています。

そのためお口の中を傷つけにくく、装着時の痛みを抑えられるのが特徴です。金属を使用していないため、アレルギーの懸念もありません。

装着時間は、自宅にいる間の日中約1時間と、就寝中が基本です。

学校や習い事の時間には外しておけるので、友達に矯正していることを気づかれる心配がありません。

メリット②

将来の本格矯正の負担を軽くできる

永久歯が生えそろう前にプレオルソで歯並びの土台を整えておくと、将来本格的な矯正(ワイヤー矯正やマウスピース矯正など)が必要になった場合でも、治療期間が短くなったり、抜歯を回避できたりする可能性が高まります。

なかには、プレオルソだけで十分な改善が得られ、本格矯正が不要になるケースもあります。

メリット③

費用を抑えられることがあります(軽度の症例や機能訓練のみを行う場合)

プレオルソの治療費用は、一般的に3万円〜20万円程度が相場です。

プレオルソのみで十分な効果が得られるわけではありません。

さらにその他の矯正装置と併用して治療を受ける場合には、さらに追加治療費がかかります。

早期の治療で本格矯正が不要になった場合には、成人の本格矯正が80万円〜100万円ほどかかることを考えると、経済的な負担を抑えられることがあります。

デメリット①

装着時間を守らないと効果が出にくい

プレオルソは、日中1時間と就寝中という装着ルールを守れないと、改善が得られないことがあります。

とくに低年齢のお子様の場合、就寝中に無意識に装置を外してしまったり、「気持ち悪い」と感じて日中の装着を嫌がったりすることも珍しくありません。

保護者の方がやさしく声かけをしたり、装着できたときに小さなご褒美を設定したりと、お子様が前向きに取り組める環境づくりが重要です。

デメリット②

完璧な歯並びをプレオルソだけで実現するのは難しい

プレオルソは、歯並びを「80点」に整えるための治療と表現されることがあります。

永久歯がすべて生えそろったあとの細かな仕上げや微調整は、プレオルソではできません。

もし「1本のずれもない歯並び」をゴールに設定する場合は、永久歯が生えそろってから本格的な矯正治療(2期治療)に進む必要があります。

ただし、プレオルソで土台を整えておくことで2期治療の期間や費用を抑えられる可能性があります。

デメリット③

効果には個人差がある

歯並びの状態、顎の成長スピードは、一人ひとり異なります。そのため、お子様によって改善の度合いは異なります。

鼻呼吸の練習、飲み方の舌のトレーニング、軽度の前歯の捩れ、軽度の受け口、深い噛み合わせの挙上などに効果が期待されます。

治療開始前に歯科医師と十分に話し合い、症状に対してどの程度の改善が見込めるのか、ゴールを共有しておくことをおすすめします。

プレオルソは何歳から?適した年齢とは

プレオルソは、乳歯から永久歯へ生え変わる「混合歯列期」のお子様を対象とした治療法です。

一般的には、顎の骨が柔らかく、成長の力を利用しやすい5歳〜10歳ごろが適齢期とされています。

ただ、下の歯が上の歯よりも前に出ている「受け口(反対咬合)」の場合、4歳〜5歳ごろが適していることもあります。

下顎の成長が本格化する前に上顎の成長を促し、骨格のバランスを整えることで、将来的な抜歯や外科処置のリスクを軽減できる可能性があると考えられています。

プレオルソの使用期間は歯並びの状態や成長スピードによって異なりますが、およそ1年〜3年が目安となります。

受け口など骨格へアプローチしやすい症例では、半年ほどでかみ合わせの変化を実感できる場合もあるでしょう。

まとめ

プレオルソは、お口周りの筋肉や舌の使い方を正しく覚え、整った歯並びの土台づくりを目的とした矯正方法です。

自宅にいる間だけの装着で済み、費用も本格的な矯正に比べて抑えられるため、親子ともに始めやすい治療と言えます。

ただし、装着時間を守らないと十分な効果が得られない点や、プレオルソ単体では「完璧な歯並び」にするのが難しく、将来的に2期治療が必要になる可能性がある点には注意が必要です。

小児矯正は、お子様の成長に合わせたタイミングが大切です。

お子様の歯並びが気になる場合は、当院へお気軽にご相談ください。