Q&A集 2.治療について|広島市で歯列矯正なら、JR広島駅近くにある『タマガワ矯正歯科クリニック』にお任せください。

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Q&A集 2.治療について

  • 歯に関する知識

Q1.外科手術について詳しく知りたい。

歯並びや咬み合わせが悪い原因としては、歯と顎の大きさの不正・指しゃぶりや口呼吸などの癖、さらには顎の大きなズレがあげられますが、とくに顎の状態がひどくズレている時には矯正歯科治療のみでは十分な治療結果が得られないことがあります。
症状としては口が閉じづらい・非常にかみにくい・顔がねじれているなどがあります。この場合の治療方法は矯正歯科治療と顎の手術を併用することが必要です。これを外科矯正歯科治療といいます。

この顎の手術を前提として矯正歯科治療を受けられる場合には、矯正歯科治療も外科手術も全て健康保険で受けることが可能です。ただし育成・更正医療指定さらに顎口腔機能診断設置機関であることが条件になります。

手術は、顎の骨の成長が終了した時点で行います。
その判定は、身長の測定・レントゲン・セファロの比較などにより決まりますが、女性では17歳、男性では18歳以上を目安にしています。
治療期間は、おおよそ2年から2年半前後ですが、手術は治療が始まって1年から2年ぐらいの途中で行うのが一般的です。
手術のための入院は2週間程度です。学生の患者さんは夏休みや春休みを利用して手術されます。勤務されている方は職場と事前に打ち合わせをした方がよろしいでしょう。

手術は、口の中から行いますので、顔に傷がつくことはありません。
このように治療に多少時間がかかりますが、さし歯等を行わないでも、手術後には、歯並びと咬み合わせが変わります。
外科矯正歯科治療の目的は、大きくズレたアゴのねじれを手術で補正し、咬み合わせを整え、末永く自分の歯と付き合えるようにすることです。その結果顔立ちも変わります。

かつては外科矯正歯科治療といえば下あごのみの手術が主流でしたが、最近では上あごや両方の手術もかなり行われています。
矯正歯科治療および外科歯科治療は、近年、診断・治療技術の向上により、治療期間の短縮や術後の安定が得られるようになりました。もっと詳しくお知りになりたい方は、当院にご来院ください。

 

Q2.非抜歯治療についてのクリニックの考えを教えてください。

昔から矯正歯科治療では、歯を抜くか抜かないかは患者さんはもとより、我々の中でも大きな問題でした。
抜歯する基準は、良好な咬み合わせや良好な口元のバランスの獲得・矯正後の歯並びの安定・健康な歯周組織等を考えて行われます。
例えば乱ぐい歯(歯のでこぼこ)は顎の大きさと歯の大きさのバランスが合っていないことにより起こりますが、顎を大きくしたり、又は、歯を小さくしたり(削る)、抜歯を行うことなどにより治療を行っていました。

しかし、虫歯でもない健全な永久歯を抜くのは抵抗があり、なるべく歯を抜かずに治療が行えればよいのにと思われる方が多いようです。そのためには、顎がまだ軟らかいうちに、顎を大きくするよう7~8歳頃の時期に矯正を検討することをおすすめします。
又、大人の方でもタマガワ矯正歯科では、可能なかぎり28本の歯を残すよう治療ができればと考えています。

 

Q3.矯正歯科治療での注意事項について教えてください。

矯正歯科治療にも治療の限界や避けられないリスクがあります。より良い治療結果を得るためには、患者さんの協力が大変重要になります。
特に歯磨きや食生活習慣の変更、矯正装置の使用協力、さら定期的な来院での装置の調整は治療期間の短縮と歯の移動管理にとって大きな意味があります。

顎関節症

顎の関節の異常は矯正歯科治療では治せないことがあります。

埋伏歯

骨性ゆ着歯(骨と歯がくっついている)・歯根が曲がっている歯、歯根が短い場合ひっぱりだせないことがあります。

歯根吸収

矯正治療により歯の根が短くなることがあります。

親知らず

歯並びを押して悪くする場合は、抜歯する必要があります。

再治療

矯正歯科治療終了後に成長発育・咬合の変化、または保定装置を入れなかった等の理由により生じた不正咬合は再治療することがあります(その場合、別に費用がかかります)。

歯肉の退縮

矯正歯科治療前の状態によっては、歯肉がさがり、歯根が露出したり、知覚過敏を生じることもあります。

補綴物の再製作

以前に治療された補綴物等は、矯正歯科治療終了後は、かみ合わせが変わるために再製する必要があります。特に成人の治療では頻度が高くなります。

キャンセルが多い

歯の移動のタイミングが狂うために、計画通りに歯が動かないことが多く、良好な治療家っけが得られなくなります。来院されないため修正が難しく治療期間が長くなります。治療期間が長くなっても、最後まで諦めないで来院してください。

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