Blog
ブログ
歯に関する知識
「矯正の歯型取りでオエッとなる人」が増えている理由
実は最近とても増えている歯科のお悩み
最近、矯正相談の患者さんからよく聞くのが
- 「歯型取りでオエッとなります」
- 「歯医者で気持ち悪くなるのが怖いです」
- 「嘔吐反射があるので矯正できるか心配です」
というご相談です。
実はこの症状、ここ10〜20年で増えていると言われています。
なぜ、歯型取りで気持ち悪くなる人が増えているのでしょうか。
今回はその理由をわかりやすくお話します。
理由① 口呼吸の人が増えている
一番大きな理由は、口呼吸の増加です。
現代の生活では
- アレルギー性鼻炎
- 花粉症
- エアコン生活
- スマホ姿勢
などの影響で、鼻呼吸がしにくい人が増えています。
その結果、無意識に👉 口で呼吸する習慣が身についてしまいます。
口呼吸になると舌は
- 下に下がる
- 後ろに下がる
位置になりやすくなります。
この状態で歯型取りをすると
喉の近くが刺激されやすく、
オエッという反射が出やすくなるのです。
理由② 舌が敏感になっている
舌や喉は本来、「異物を飲み込まないための防御反射」を持っています。
しかし
- 歯科治療でつらい経験をした
- 歯型取りで気持ち悪くなった
という経験があると、体がその記憶を覚えてしまい、舌や喉が 過敏になりやすい ことがあります。
これを専門的には、嘔吐反射(gag reflex) と呼びます。
理由③ スマホ姿勢(ストレートネック)
意外な原因として増えているのが、スマートフォン姿勢です。
スマホを見るとき、多くの人は猫背の姿勢になります。
- 首が前に出る
- 顎が下がる
この姿勢は、
- 舌を後ろに押しやすい
- 喉を狭くする
ため、歯型取りのときに気持ち悪くなりやすくなるようです。
最近は「歯型取りが楽」な方法もあります
従来の歯型取りは、粘土のような材料をお口に入れて固める方法でした。
しかし現在は
👉 口腔内スキャナー
という方法が普及しています。
これは小さなカメラで歯を撮影してデジタルで歯型を作る方法です。
そのため、
- 嘔吐反射がある方
- 歯型取りが苦手な方
- お子様
でも、かなり楽に型取りできるようになりました。
歯型取りで気持ち悪くなる方へ
歯医者でオエッとなる方は、👉 珍しいわけではありません。
実際、歯科医院ではよくある症状です。
大切なのは
- 事前に伝える
- 呼吸を整える
- 無理をしない
ことです。
矯正相談の際にも、遠慮なく教えてください。
その方に合った方法で
治療を進めることができます。
最後に
歯並びは、👉 歯だけで決まるものではありません。
呼吸、舌の位置、生活習慣など、さまざまな要素が関係しています。
矯正治療では、その方の習慣や体質も含めて、より良い治療方法を考えていきます。
歯並びでお悩みの方は、どうぞお気軽にご相談ください。

