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最近よく聞く「口ゴボ」って何?

〜なぜ日本人に多いのか、矯正でどう変わるのか〜

「先生、私って口ゴボですか?」

最近、この質問がとても増えています。
特に20〜30代の女性の患者さんからよく聞かれる言葉です。

でも実はこの「口ゴボ」、医学用語ではありません。
SNSや美容の世界から広まった言葉なんです。

では一体、「口ゴボ」とは何なのでしょうか?

口ゴボってどういう状態?

簡単にいうと、

👉 口元が前に出ている状態(横顔で目立つ)

です。

チェック方法としてよく使われるのが「Eライン(エステティックライン)」です。

  • 鼻先とあご先を結んだラインより
    👉 唇が前に出ている → 口ゴボ傾向

なぜ日本人に多いのか?

骨格の特徴(短頭型)

日本人はもともと

👉 顔が横に広く、前後的には奥行きが浅い(短頭型)

という特徴があります。

つまり…

  • 顎が前に出にくい
  • その割に歯のサイズはしっかりある

👉 結果:歯が並びきらず前に出る

歯が大きい+顎が小さい

これは非常に重要です。

  • 歯 → やや大きめ
  • 顎 → やや小さめ

👉 「満員電車状態」

その結果

  • ガタガタ(叢生)
  • 出っ歯(上顎前突)

が起こりやすくなります。

軟組織(唇)の影響

同じ歯並びでも、

  • 唇が厚い
  • 筋肉の緊張が強い

👉 より“口ゴボ感”が強く見える

これは患者さんが一番気にしているポイントです。

実は「歯だけの問題ではない」

ここがプロとして伝えたい核心です。

口ゴボの原因は大きく3つあります。

歯の位置

→ 前歯が前に出ている

骨格

→ 上顎が前に出ている/下顎が引っ込んでいる

軟組織(唇・筋肉)

→ 厚み・緊張

👉 複合的に決まる

つまり

👉「歯を引っ込めれば必ず理想通りな位置に唇がなる」わけではないことがあります。

ここは非常に重要な説明ポイントです。

なぜ最近「口ゴボ」が増えたのか?

実は患者さんが増えた理由は“病気が増えた”わけではありません。

理由①:SNS・美容意識の変化

  • 横顔の写真文化(インスタ・TikTok)
  • 韓国美容の影響

👉 「横顔を見る機会が増えた」

理由②:審美基準の変化

昔:正面の歯並び中心

今:横顔・口元のバランス

👉 評価基準が進化している

矯正でどこまで変わるのか?

矯正治療で改善できるのは主に

👉 歯の位置による口ゴボ

です。

特に

  • 小臼歯抜歯+前歯後退
  • アンカースクリューを使った後方移動

などにより 

👉 「歯の位置が原因の場合、矯正治療で改善が期待できます」

👉  「骨格による影響が強い場合は、別の治療が必要になることもあります」

ただし注意点もあります

👉  「すべての方に同じ結果が出るわけではありません」

口ゴボって何

無理に引っ込めると…

  • ほうれい線が目立つ
  • 顔が老けて見える
  • 治療期間が長くなる

👉 やりすぎは逆効果

当院が大切にしていること

当院では

  • Eラインだけで判断しない
  • 顔貌・骨格・軟組織を総合評価
  • 無理な抜歯はしない(必要な場合のみ)

👉 「その人にとって自然で美しい口元」

をゴールにしています。

まとめ

✔ 口ゴボは「歯・骨格・唇」のバランスで決まる
✔ 日本人は骨格的に起こりやすい
✔ 矯正で改善できるが、やりすぎはNG

最後に(患者さんへの一言)

「自分が口ゴボかどうか分からない」
「治した方がいいのか迷っている」

そんな方は

👉 一度、横顔も含めて診断してみることが大切です

👉 お気軽に当院にご相談にいらしてください。

            

                   タマガワ矯正歯科クリニック