主訴 | 前歯の隙を閉じたい。 |
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診断 | 舌突出による前歯の隙間を伴うAngle I級症例 |
年齢 | 女性 28歳 |
使用装置 | 上下リンガルブラケット装置(STb bracket)による前歯の部分治療 |
原因 | 舌突出と喫煙 |
治療方針 | 上下6本の前歯にリンガルブラケット装着 、舌突出の改善トレーニング行いながら前歯の隙間をリンガルブラケットで閉鎖した。禁煙指導を行なった。 |
通院回数(治療期間) | 1年3ヶ月 16回来院 |
費用 | 60万円(消費税込64.8万円) 初回金40万円+2万円x10回分割 |
治療のメリット |
①隙間が閉じ、見た目がよくなり、空気の漏れがなくなった。 ②舌突出の癖の改善と正しい嚥下習慣の獲得。 ③隙間の原因の気づきと喫煙予防の指導をうけた。 |
治療時のリスク |
①歯の動き方には個人差があります。リンガルブラケットは、慣れ るまでしゃべりにくいことがあります。 ②歯の移動により、矯正治療中に歯根が短くなることがあります。 ③治療終了後も加齢や歯周病、悪習癖や親知らず等、様々な要因により少しずつ歯並びは変化します。装置が外れた後、保定装置を指 示通り使用されないと後戻りが生じる可能性が高くなります。 ④口腔内の清掃が不十分な場合には、虫歯や歯周病になります。また、歯磨きに時間をかける必要があります。 ⑤喫煙は、歯周病の進行や歯並びの悪化の原因になります。 |